学会紀要
高等教育研究 第9集
連携する大学
- 判型
- A5
- ページ数
- 200ページ
- 定価
- 本体2,800円+税
- 出版日
- 2006年5月1日
- ISBN
- 9784472180361
内容
企業と大学、研究所が協力して技術開発をする産学連携、大学の枠を超えて受講できる「単位互換」制度、教育の多様化と並行して増えてきた高大連携。これら大学内外の連携を考察しつつ、ユニバーサル化後、市場化の流れの中で変容する新しい大学像に迫る。大学生き残りの方策のひとつとして注目されている連合・連携の光と陰。
目次
[特集 連携する大学]/特集の趣旨(荒井克弘)/産学連携の進化(原山優子)/アメリカの産学連携-社会における大学の役割-(宮田由紀夫)/大学モデルの衝突と産学連携―産学連携コーディネートの現場から(澤田芳郎)/大学コンソーシアムの現在-学間連携-(大江淳良)/「大学の国際連携」-グローバル時代の高等教育戦略-(田中義郎)/[論稿]/高等教育の地方分散化政策の検証(小林雅之)/学校法人「基本金」の研究―大学経営に果たした役割―(渡部芳栄)/教育の質の保証につなげる教育システムの構築(稲葉めぐみ 阿部帥)/在学生によるカリキュラム評価の可能性と限界(葛城浩一)/日本高等教育学会の設立趣旨/日本高等教育学会会則/「高等教育研究」投稿規定/「高等教育研究」執筆要領/既刊「高等教育研究」総目次/編集後記