学会紀要
高等教育研究 第20集
高等教育研究のニューフロンティア
- 判型
- A5
- ページ数
- 264ページ
- 定価
- 本体3,600円+税
- 出版日
- 2017年7月31日
- ISBN
- 9784472180477
内容
日本高等教育学会の20周年記念として、7本の特集論文と天野郁夫初代会長の特別寄稿論文、その他3本の論文を収録。特集では、この10年と次の10年を見据え、テーマの重要性や注目すべき動きなどを念頭に、高等教育研究における「ニューフロンティア」の見取り図を描く。萌芽的な研究でレビューが難しい場合は事例を提示した。
目次
《特集 高等教育研究のニューフロンティア》
- 特集の趣旨(小林雅之)
- テクノサイエンス・リスク社会における研究倫理の再定義(羽田貴史)
- 高等教育のグローバル化と学生の流動化―アジア共通単位互換制度の発展と学生の流動性への影響―(堀田泰司)
- 18歳人口減少期の高等教育機会―大学進学行動の地域的差異から見た地域配置政策の含意―(朴澤泰男)
- 大卒者の仕事の変容 (小杉礼子)
- 学習成果とその可視化(松下佳代)
- 学生支援における学習成果を基盤としたアセスメントの実態と課題(安部(小貫)有紀子・橋場論・望月由起)
- 計量分析の新展開―過去10年間の経験を振り返って―(村澤昌崇・立石慎治)
《特別寄稿論文》
- 高等教育研究・私史(天野郁夫)
《論稿》
- 韓国の短期高等教育機関における学士課程導入の戦略に関する考察―専門大学の専攻深化課程を中心に―(松本麻人)
- 大学時代のレポートに関する学習経験は職場における経験学習を促進するのか―社会科学分野の大卒就業者に対するインターネットモニター調査―(小山治)
- 戦後「適格認定」制度の実施と私立大学―大学基準協会「会員資格審査」をめぐる関西四大学の活動過程―(藤原将人)
日本高等教育学会の設立趣旨
日本高等教育学会会則
「高等教育研究」投稿規定
「高等教育研究」執筆要領
二重投稿の禁止について
既刊「高等教育研究」総目次
編集後記