学会紀要

高等教育改革 その後の10年

高等教育研究 第18集

高等教育改革 その後の10年

著者
日本高等教育学会編
判型
A5
ページ数
236ページ
定価
本体3,300円+税
出版日
2015年6月25日
ISBN
9784472180453

内容

高等教育政策は2000年代以降どう引き継がれ、今日どのような成果あるいは弊害をもたらしたのか。本特集では、マクロ・ガバナンス、大学組織の変遷、質保証、大学院改革、科学技術政策の変遷と高等教育政策、国際化の6つの機能領域ごとに、評価と検証、今日の問題群への分析、今後の課題と展望などを考察する。

目次

《特集 高等教育改革 その後の10年》

  • 特集の趣旨(日本高等教育学会研究紀要編集委員会)
  • 高等教育のマクロ・ガバナンスに関する論点整理(水田 健輔)
  • ガバナンスの観点からみた大学組織の変遷(山本 清)
  • 質保証の政策評価(濱名 篤)
  • 大学院改革の隘路(濱中 淳子)―批判の背後にある企業人の未経験―
  • 科学技術政策の変遷と高等教育政策(塚原 修一)
  • 高等教育改革としての国際化:大学・政府・市場(米澤 彰純)

《論稿》

  • 戦後日本における「厚生補導」の端緒に関する考察(蝶 慎一)―「IFEL厚生補導部門」の実態とその役割を中心に―
  • 国立大学の教員給与制度(天野 智水)―昇給および勤勉手当について―
  • 政府と大学の自由(小方 直幸)―教員養成分野のミッションの再定義―
  • 美術系大学からの卒業後進路選択(喜始 照宣)―作家志望に着目して―

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