学会紀要

ユニバーサル化への道

高等教育研究 第2集

ユニバーサル化への道

著者
日本高等教育学会編
判型
A5
ページ数
256ページ
定価
本体3,600円+税
出版日
1999年5月1日
ISBN
9784472180118

内容

21世紀の高等教育は、大学進学率50%を超える「ユニバーサル・アクセス」型から始まると予想されている。「万人に対する機会の提供」を標榜するこの段階に突入することで、高等教育にどのような問題が生じるのか。

目次

[特集 ユニバーサル化への道] ユニバーサル化への道(矢野眞和)/やわらかな高等教育システムの形成(舘昭)/入試改革から教育改革へ(山岸駿介)/大学のユニバーサル化とエリート教育(岩永雅也)/アメリカの経験(江原武一)/アジアの経験(馬越徹)/特別寄稿論文/マス型からユニバーサル・アクセス型高等教育への移行(トロウ/喜多村和之訳)/論稿 国立大学における研究費補助のパターン変化(阿曽沼明裕)/日本における公立大学の管理運営に関する研究(天野智水)/親と大学生の学生生活費負担に関する実証的研究(島一則)