学会紀要
高等教育研究 第4集
大学・知識・市場
- 判型
- A5
- ページ数
- 184ページ
- 定価
- 本体2,600円+税
- 出版日
- 2001年5月1日
- ISBN
- 9784472180316
内容
知識偏重の大学入試への批判はなりをひそめ、ここへきて企業も大学に即戦力の人材の要求や専門職の採用を言い始めてきた。大学と市場を結びつける「知識」は、どのように位置づけられるのか。日本独特の社会経済事情をふまえ、新しい大学像の設計への視座を提示する。
目次
[特集 大学・知識・市場]大学・知識・市場―特集にあたって(矢野眞和)/知識社会の大学―教育・研究・組織の変容―(小林信一)/「実学」再考―教育改革の動向―(井下理)/コンピテンシーは大学を変えるか(小方直幸)/社会人教育の現状と課題―修士課程を中心に―(本田由紀)/大学教育と職業への移行―日欧比較調査結果より―(吉本圭一) 論 稿 チェコスロバキア高等教育におけるイデオロギー教育に関する一考察―1950年代のマルクス・レーニン主義学科の組織・機能を中心に(石倉瑞恵)/大学の組織・経営―アメリカにおける研究動向(両角亜希子)